基礎演習書道漢字

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
  日専 通年 2 2 久保田 義一

授業の主題(テーマ)
行書・草書の理論と実習

授業の目標(講義概要)
行書・草書の代表的な古典を臨書して、技法の習熟をはかり用筆(運筆のリズムを含めて)が書美を創り出している重要なポイントであることを理解する。《前期》行書・・・集王聖教序・蘭亭叙・争坐位文稿・風信帖・灌頂暦名など。《後期》草書・・・十七帖・書譜・智永千文字など。

授業計画
1.学習内容
行書…蘭亭序・集字聖教序・争坐位稿ほか
草書…書譜・十七帖ほか
2.年間予定
行書       臨書研究              講 義
4月  蘭亭序                   古典につい
5月  集字聖教序                て適宜解説し
6月  争坐位稿   風信帖           ます。図書館
7月  願文     左繍叙稿 など       で調べよう
☆ 前期テスト(臨書実技が中心)を実施する。
☆ 学外授業―――1泊2日
10月  書譜                    古典を解説
11月  千字文                  します。草書
12月  十七帖                  をしっかり覚
1月   木簡                   えましょう。
☆ 後期テスト(臨書実技が中心)を実施する。

【展覧会・見学会レポートについて】
9月および1月に提出すること。
【欠席について】
前期・後期それぞれ授業時数の1/3を越えた場合テストを受けることができない。
テストを受けない者の成績は不可とする。

☆ 学外授業は3回生全員が係を分担し協力すること。

評価方法
出席重視(9月の学外授業を含む。)各時間の清書をまとめて作品集として各期末に提出すること。書展または講演会に参加してレポート(2回)を提出すること。

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
書道芸術 漢字編 久米 東邨 中教出版 800円

備考